日本の「食」ってヘルシー?

最終更新: 2020年9月7日



分子栄養学を学んでから


分子栄養学を学ぶといかに日々の食事が大切か、ということを実感します。


自分の身体には何が足りてないのか、不調の原因は何なのか。

血液検査の結果や体調や精神状態、睡眠の質、消化や排便のリズムなど

推理小説さながらなぞ解きをすると点と点が繋がって線になり、だんだん

答えが浮かび上がります。


忙しくて適当に食事を済ませている日が続いていたり、良かれと思って続けていた食事法が実は自分には合っていなかったりと何かしら病気や不調の原因が日々の食生活にあることが多いのです。


外国人からみた日本の食


私の勤めている皮膚科のクリニックは、時々外国人の方が湿疹やニキビ、

乾癬などを悪化させて相談に来ます。

異国のクリニックを訪れるのですから、ある程度は我慢されていたのでしょう、自己流の治療法や市販の薬では改善されず、当クリニックをネットや口コミで探して、結構症状が悪化した状態で訪れます。


分子栄養学を取り入れた診察をしていますから、必ず初診の患者さんには普段食べている食事を書いていただきます。


すると、「毎日コンビニ」とか「ヘルシーだから回転寿司よく行く」とか

「マクロビごはん」など書いてあります。おやつの欄には「日本のお菓子よく食べる」とも書く方もいます。


外国暮らしのストレスも当然あると思いますが、どうやら日本に来てからの食事の問題も大きいような気がします。


日本の「食」ってヘルシー?


ここで言いたいのは、昔の伝統的な和食ではなく、現代の日本人が普通に食べている日本で食べられる食事のことです。


たんぱく質不足、添加物過多、糖質過多、野菜自体の栄養素の減少、農薬の問題等々。

ヘルシーとは言い難いのではないでしょうか。


外国人の患者さんに自国での食生活を聞いてみると、もっと野菜を食べてたり肉も食べてたと言います。

コンビニのような便利なお店がない国から来た方もいます。


便利で美味しい日本の食。

でも日本の街に溢れる食べものは、ヘルシーではないのかも。


今や日本人は食塩よりも添加物の摂取量の方が上回り、その量は年間で

1.2㎏とも言われています。文献によってはもっと多いとも。

もちろん、食品を保存する上で必要な添加物もありますが、ちょっと驚く量ですよね。


油の問題も然り。

例えば、クッキーなどお菓子を買って裏を見るとバターではなく、ほとんどがショートニング。

海外では規制されているのに、日本ではふつうに使われています。


農薬に至っては、日本は世界有数の農薬大国です。


いきなりそういう日本に来て、安全でおいしい食事だと信じて、喜んで食べていたら、なんだか具合が悪くなってきた。

大いに考えられます。


そればかりが原因ではないでしょうが、要因の一つではあると思います。


ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」

はたしてどれだけの日本人が食しているのでしょう。


今、多くの日本人が日々食べているもの、売っている食材、見回してみると安全、安心、ヘルシーとはなかなか言えないのではないか、と訪れる外国人の患者さんから考えさせらるのです。















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